〈その1568〉 そんな、シノバックの方が良かったの?
おはようございます、ジョージアおさるです。
タイ経済速報2021.08.20に記事から。
ワクチン別の免疫機能の定量的測定値比較
・対象者は18~60歳
・デルタ株に対する有効性を確認
①シノバック+AZ:3962
②AZ+AZ:1207
③シノバック+シノバック:1006
この結果から①交差接種が最良の組み合わせであり
デルタ株に対する正解であると結論付け。
ワクチンによって生成される抗体によっては認識
できる株が違うようですね。今回はこのうちデルタ
株に対する抗体の話のようです。
例えばファイザー製では13種類もの抗体が出来るよ
うです。アルファ、ベータ、ガンマ、デルタの4株で
の調査結果は
・12種類はアルフアとデルタを認識
・8種類は全株を認識
・1種類は全株を認識できず
と言うような結果になってるようです。
更に認識できることより重要な中和(無力化)
できるのは
・1種類は全株を中和できる
・3種類はアルファとデルタを中和できる
ようです。
知らんかった。この結果からデルタ株恐るるに足り
んとなているようです。13種類も抗体が出来て1種類
しか中和出来ないとなると、変異が増えるともう
ワクチンも効かないという事になるのでしょうか?
ワクチン打ってりゃいいやくらいにしか考えてこな
かったからよく分から~ん。
さて、話をタイの交差接種に戻しましょう。
この免疫機能の定量的測定値と言うのが何を指すの
か全く書かれていません。デルタ株に対する何の
抗体の値なのか?そもそも中和抗体なのかも分から
ず、何かの数値だけ。単位もありません。この記事だ
けでは、本当に交差接種がいいのか全く分かりませ
んね。効果がありますよと言うより逆にシノファー
ム接種させる為、または供給に疑問があるAZの使用
を減らす為に都合のいい数値だけを抽出したのでは
ないかと思えちゃいます。疑問を持たず何しろ
交差接種が最強なら、我社の同僚2名がタイ最強
日本人かも。彼らかなり早い時期にシノバックを
摂取して、AZとの交差接種が可能になったタイミング
で2回目接種が来て、有無を言わせず交差接種されて
来てましたからね。ファイザーの中和抗体が半年で
1/10になるとか言われだしてる今、素早くワクチンに
飛びついた彼らが勝者なのかもしれません。
おさるはあと3週間弱でようやくAZの2回目。
今回の数値だけならシノファームと変わらんじゃん
と不安になってしまいます。これも、原書に当たれ
ず、こう言う配信記事を見るしか無い情弱なのが
問題。あ、そうかこう言うときにTwitterがある。
先調べとけよ。
反省。
ほな、さいなら