〈その1529〉 グッドネーバーズ・ジャパン への追加寄付
こんにちは、ジョージアおさるです。
毎月3000円の寄付をしているグッドネーバーズ・ジ
ャパン。給食が無くなる夏休みに食事が出来ない子
供が増える問題を解決したいのでと寄付お願いの
メールが送られてきました。
なるほど、確かに困窮している家庭の子供にとって
は学校の給食は食事の中でも大きなウェイトを占め
てるはず。それがなくなると、食事無しとなる子供も
いるなんて。毎月とは別にボーナスも出たことだし
(大幅に減額されましたが)と12,000円だけ追加で
寄付しました。これで4世帯分の食事を配給する為の
資金になるとの事。たった、4世帯か。
でも、来年から大学進学予定の若様に、まだ小学生
の姫様も居るので、すいません、今はこれが出来る
(と思っている)精一杯です。
さて、こんな状況が現実である日本は本当に世界第3
位の経済大国なのでしょうか?
こちらに厚労省の調査結果があります。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa19/dl/03.pdf
子供(17歳以下)の貧困率と言うのがあり、15年区
切りと直近の結果は以下のようになっています。
因みに、貧困率とは所得から税や保険等を差し引い
たもを世帯人数の平方根で割ることで算出される
等価可処分所得と言う値の中央値の半分に満たない
世帯の割合の事らしく2018年は127万円以下の世帯
の割合の事。
1985 2000 2015 2018
貧困率 10.9% 14.4% 13.9% 13.5%(14%)
2018年に2つの数字があるのはOECDの所得定義の
新基準にに基づいて計算した場合( )内の数字と
なる為です。
貧困率は2000年をピークにそのレベルを維持してい
る状態。コロナ禍の2020年2021年は更に悪化してい
る事でしょう。
世界を見ると人口の多さだけでGDPを押し上げてい
たりとんでもない富の格差があったりと沢山問題が
あるので日本は~と、日本だけを問題視するのは
ダメと言われそうですが、世界第3位の経済大国と
言うレッテルとはそぐわない現実がある事を認識し
ないといけないでしょう。
更に問題なのは、子供がいる現役世代の貧困率で
その中でも特に、大人が一人の貧困率。
大人一人、つまりシングルマザー(ファーザー)で
はその半数が貧困という事になっている。
この数字は1997年をピークに数値上は右肩下がりで
はあるが、それでも半数が貧困となっている。
計算すると127万☓√2=180万円/年。
これしか収入がないものが貧困と定義されると
言うことですね。親1と子供1で月15万円以下で生活
している人が貧困。親1と子供2なら月18万円以下と
なります。
住んでいる地域にもよるようですが、このレベルな
ら最低生活費以下なので生活保護の対象になります
ね。なら、食料配るより、シングル家庭の生活保護
申請をちゃんとお世話してあげるほうがいいんでな
の魔の手が忍び寄ってくるので、志あるNPOが
しっかりサポートして子どもたちを助けてあげれば
活動としての成果はあがるんじゃないか?
そうせず、食料支援をすると言うことは何か高い
ハードルがあるのでしょうね。
なので、少しずつ、少しずつ、支援します。
結局、高いハードルは深堀りできず。中途半端。
反省。
ほな、さいなら