〈その2042〉金田一耕助 八つ墓村
こんばんは、ジョージアおさるです。
Kindle Unlimitedでは、今まで読まないような本も読ん
でいますが、成毛眞さんには何も救いがないと言われ
ているミステリーを読む事が増えました。
殺害事件の謎が解けるだけで、既に起こった事を後か
ら振り返るだけの誰も救われない、何にも繋がらない
ジャンルだとか。確かに読むと「うーむ」となります
が謎解きなので何となく1回読んだら終わり、犯人が分
かれば終わり、最後だけ楽しいとおさるも思い込んで
るので紙の本を買うまでにならない。で、Kindleは
重宝しています。どれだけ評価が高くても読み進めて
なんか違うな~面倒だな~と思えば返却してしまえば
いい。ミステリーにありがちな、登場人物多い系は
苦手。ま、そりゃ、犯人探しなんですからそうなるの
ですけど、多すぎるのはもう、ストーリーが入ってき
ません。誰が何をいつやったのかなんて全部いちいち
覚えてられねーちゅうの。
とか言いつつ、読み続けてるのですが、途中までしか
行かないのが増えてきたので古典の名作回帰です。
の登場が少ないし活躍もあまりに地味。そう言う構成
を取って書かれたものではあるのですが、爽やかな
謎解きでもなく、正直個人的には切れが悪くダラダラ
とムダな人間関係を読まされただけで「うーむ」とも
ならず。ミステリーというより人間模様、恋愛小説な
のかもしれません。これが評価が高いのは映画の影響
ですかね?ホラー映画としての評価が高かったので
評判になっただけかな?まだUnlimitedでこのシリーズ
は読めるので、懲りずにもう1冊くらいは読んでみよう
かなと思います。
ということで、個人的にはミステリーとしてはお勧め
ではない作品でした。え、お前がこの人間の血の繋が
りだとか、それ故の縛りだとか、業とかが分からない
だけだって。確かに。お子様ですいません。
反省
ほな、さいなら。