ジョージアおさるの日々是反省

「さるもすなる反省というふものを 人間もしてみんとてするなり」と言うことで、「自分のしてきた言動をかえりみて、その可否を改めて考える=反省」をして「人生、さるでもできる反省だけでどうにかしちゃうよ」と40代のメーカー勤務のおっさんが語るブログ(を目指します)。

〈その1321〉バーツ高

こんばんは、ジョージアおさるです。

 

週末忙しくて更新遅れました。

 

タイ経済速報さんから。

米国がタイを為替操作監視国の監視リストに入れて

いるとのこと。何か変な事してるんじゃねと疑われ

ている。タイの他には日本、中国、韓国ドイツ

イタリア、シンガポール、マレーシア、台湾

インドが監視リスト入りらしいです。

操作国と認定されているのはスイスとベトナム

 

これに対してタイ中央銀行は貿易相手国に対する

競争優位を確保する手段として外国為替政策を

用いた事はないと反論しています。

 

タイの対米貿易黒字は昨年200億ドルを超えている。

米国としては現在のバーツ高であればタイからの

輸出力が衰えるので、それで少しでもアメリカと

して貿易赤字を解消したい。で、タイが為替介入

して、バーツ高を解消しないように釘をさしている

状況のようです。

 

その結果、タイ中銀は為替介入などの対策発表を

先延ばしにしているとか。

米中対立で中国から米国への輸出が減る中

その代わりとしてタイが米国輸出を肩代わりして

輸出量を伸ばすと、けしからんと怒られバーツ高を

維持しろってのはやってられないですよね。

 

もっと、輸出を伸ばしたいタイとしては今の

バーツ高は頭痛の種ですね。最近まで大のお得意

さんだった中国への出荷や農作物の出荷に影響が

でます。タイの経済が好調だからこそのバーツ高

なのでしょうがタイ中銀としては実態経済と乖離し

てるように感じているのでしょうね。

確かに2017年以降、トレンドとしてはずっと

バーツ高が継続。年々、輸出の競争力が弱まって

る状態ですね。

 

 一方、おさる的にはバーツでお給料の大半を頂戴

しているので、これを円やドルに交換するとかなり

美味しい。この10年でのバーツが一番高かったのは

2013年の1バーツ0.03485ドル。現在が0.03323ドル

ほどなので、あと5%ほどで高くなれば過去最高値。

5%の為替高は円だと110円が105円とかなので

案外行きそうな感じ。円だと2014年の3.44880円が

最高。現在3.6786。6.6%ほど高くならないと過去

最高には届かない。やはり、ドル転換しておくの

が得策に思います。

 

できるだけ、円資産だけで積み上げないようにと

外国株投信やメリットがかなり低くなったけど

外貨MMFなどしていますが、現実的には全資産の

10%程度しか外貨建てで所有できていない。

 

タイ政府や中銀には悪いですが監視リスト入り

して、バーツ高が維持される状況を利用させて

もらい、ドル転換しないといけないですね。

 

毎月、通帳とにらめっこしないといけなかった

米国駐在時代と違い、今は少しは余裕がある。

この機を逸することなく動かないと。

でも、あれ、21日で1%ほどバーツ安に。

もしかして、気を既に逸してる?

アクション遅いとこうなる。反省。

ほな、さいなら。