〈その284〉一風堂 続き
こんばんは。
ジョージアおさるです。
一風堂の創業者、河原会長の
講演会に行ったことがあると
以前書きました。
色々な場所や場面でご自身の人生を
語られていらっしゃるようなので
ご存知の方も多いかと思いますが
少し触れたいと思います。
by 西日本新聞経済電子版(ありがとうござます)
河原会長はご存知の通りTVチャンピオンと言う
TV番組の企画で3年連続のチャンピオン。
その理由の一部を面白く語られていました。
TVチャンピオンに出場する前に
ラーメン博物館に出店してたときの話し。
豚骨は鍋の見張りを24時間ずっとして
おかなければならない。
でも、他に出店しているラーメン店の
仕込み時間は驚くほど短く、さっさと帰宅。
鍋の見張りと言っても少しの空き時間はある。
他店の冷蔵庫、調味料をちゃっかりお伺い。
で、何を使っているのか知った後
翌朝、その店の店主が来て仕込み
始めると缶コーヒーの一本でめ持って
「今日の調子はどう」とか話しかけながら
仕込みの様子を観察する。
既に使っている材料は分かっている。
仕込み方を見れば同じものはほぼ作れる。
この時の知識がチャンピオンに繋がった
と笑いながら語られてました。
昔の丁稚奉公なんかも兄弟子や師匠の
出勤前に作業場に来てそれぞれの道具を
調べたり、やり方を盗みにしては
追いつけ追い越せと技術習得に励んでた
なんて立身出世の逸話で聞きます。
おさるの会社の創業者もその類の方です。
会長はそれを現代でもされた。
ま、兄弟子じゃなく、他店ってのは現代では
コンプライアンスの問題あるかもしれませんが。
兎に角、他の人のいいところをしっかり自分のモノにする。
自分が成長しようと思えば、自ずと人の事も気にするし
やり方も気にする。自らアンテナを立てるって事ですね。
そう言う気持ちがあるか。非常に大事なところです。
あれば、手段は選ばず、何事も取り組むんだと思います。
おさるの会社でも部下に他の部署の良い所があれば
まずは真似たらとアドバイスすることがあります。
それに対して、二番煎じは嫌だと言う部下と
まずはやってみようと言う部下がいます。
大体、結果を残すのはまずはやってみようと言って
やってくれる部下です。
自分が成長するためにいいと思った事はまずはやってみよう。
と、言いつつ、おさるも部下にアドバイスしておきながら
実は自分が一番、素直さが足りないので何かとやらない
理由を並べてしまったりしています、
改めて、一風堂のラーメン(今回はおさる的にはハズレでしたが)
を食べさせて頂き、反省したのでした。
次はおさるの大好きな白丸元味を堪能させていただこう。
浮気はダメよ❤
ほな、さいなら。