ジョージアおさるの日々是反省

「さるもすなる反省というふものを 人間もしてみんとてするなり」と言うことで、「自分のしてきた言動をかえりみて、その可否を改めて考える=反省」をして「人生、さるでもできる反省だけでどうにかしちゃうよ」と40代のメーカー勤務のおっさんが語るブログ(を目指します)。

〈その1535〉 アンモニアが救世主

おはようございます、ジョージアおさるです。

昨日WFHしてたらアップ忘れ。

ちょっといつもと違うとすぐやる事忘れる(泣)

 

企業型DCでお世話になっている住友信託銀行から

メルマガが届きます。届く設定にしてるから送られ

てくるのですが、正直いつもはほぼ読まずゴミ箱

へ。今回は珍しく、時間があったので、どんな事を

書いて送ってくるのかと興味本位で読んだら面白い

事が書いてありました。

 

アンモニアは脱炭素の救世主か?」

 

アンモニアがどうして脱炭素の救世主になるのか

興味があって、読み進めました。

アンモニア=NH3 なので当然燃えるのですよね。

そして、燃えてもカーボンが無いのでCO2が出な

い。おー、なるほど、だからどこかの詩人が読んだ

「おぼろけながら見えてきた46という数字」と言う

ポエムも達成できる救世主となるかもしれないと

言うことですね。

 

しかし、燃やす時にはCO2を発生させないけど

生産するために、天然ガスから水素を取り出し

窒素と反応させる従来法では大量のCO2が発生して

しまう。それが、水素を水の電気分解で取り出せる

方法が確率され、その際に使用される電気を更に再

生可能エネルギーを使えば、無限ループでCO2発生

させない発電が可能に。

 

しかし、なぜわざわざ取り出した水素をアンモニア

にしなければならないのか?窒素と混ぜる事無く水

素のまま使えった方がいいじゃんと思うのですが

常温で無色透明の液体で運搬、貯蔵が容易だから

で、肥料として活用されているため、既にそれら施

設も稼働されている事が理由ですね。

なるほど、扱いやすい、投資も少なくて済む、なら

これからどんどん普及する要素は整っている。

 

ただし、ここが必ずひっかかる問題。

アンモニア(水素)の発熱量は都市ガスの1/3程度

で更に、その(生産)コストは割高。

なんとか、石油燃料を使用した火力発電の背中は

うっすら見えているようですが、天然ガス火力や

石炭火力には遠く及ばいらしい。

 

なるほど、そこは脱CO2発電協力金を脱原発

脱石炭発電を声高に主張されている方から徴収し

優先的にアンモニアで発電した電力を供給してあげ

る事から始めれば泣いて喜んでくれるのでは?

少々お高いですが完全無農薬ならぬ完全CO2フリー

電力ですって。

 

さて、DCメルマガなので一般的な解説で終了して

ましたが、今年年初には既に話題になっていて

個別銘柄も取り上げられてたりします。

IHI日揮のようなプラント会社、電力会社

変わったところでは、味の素など色々ありますが

流石にこのテーマだけでは動いてないようですね。

 

でも、今後ポエムがポエムに終わらない事に

なったときは、政策に売りなしとなるのでは

ないでしょうか。知らんけど。

 

プラント銘柄はなんとなく怖いな~。

やっぱり、味の素かな仕込んどくなら。

そんな程度で売買するからいつも負ける。

反省。

ほな、さいなら