ジョージアおさるの日々是反省

「さるもすなる反省というふものを 人間もしてみんとてするなり」と言うことで、「自分のしてきた言動をかえりみて、その可否を改めて考える=反省」をして「人生、さるでもできる反省だけでどうにかしちゃうよ」と40代のメーカー勤務のおっさんが語るブログ(を目指します)。

〈その1259〉伝言ゲーム

こんばんは、ジョージアおさるです。

 

日曜日のゴルフ後に家に帰ると奥様と姫様が

居ない。少しゆっくり自分の時間が取れそう

だったので、久しぶりにAmazonプライム・ビデオ。

こちらを鑑賞。アニメ版の続編ですね。

劇場版 幼女戦記

劇場版 幼女戦記

  • メディア: Prime Video
 

この映画の中でソ連をモデルにしたであろう連邦

と言う国の戦況報告で笑えない場面が。

前線からは戦況思わしくなく増援必要との報告が

伝言ゲームを重ねると最上層部つまり書記長様

へは、大勝利と変わっていました。

 

粛正、粛正の共産主義者の組織だから自己保身が

働いて悪い報告は上がらない仕組みになってたと

言いたかったのでしょう。敢えて、書記長様を

使ってこの伝言ゲームを描いているので特に

共産主義を露骨に皮肉ったのだと思います。

 

しかし、ここまで露骨で無くても伝言ゲームの

問題はどんな主義主張でも組織でも普遍的に

発生してますよね。かく言うおさるも上長報告では

バイアスをかけて報告しています。問題を大きく

しない方向へ誘導するような柔らかな表現にして

報告する事が多いです。どうせ言っても無駄や

鎮静化するどころか話がこじれる恐れがあると

察知すれば、穏便に済ませようとします。

 

ただし、映画の中の伝言ゲームと違うのは報告は

事を荒立てないようにしても対処はする事。

裏を取り現場現物で確認し、指示を出し完了確認

する。この時に聞いてた話しと違うじゃんって

ことは良くある事です。つまり、当然、おさるへの

報告も氷山の一角やマイルド化された内容である

と言う事です。でもそれでもいいんです同じように

対処さえしてくれれば。

 

自分で処理できる範疇のことを処理して問題に

ならないなら、まずはOKです。

たまに、やった事をアピールしてきたり

しっかりやりますやら、やらせますと言って

くると逆に突っ込まれ撃沈する部下も居ますが

それはご愛敬。より深く仕組みにまで落とした

対処が出来たと喜んで貰うしかありません。

このように伝言ゲームを見破るのはいい報告ほど

気をつけろかなと思いますね。

 

そしてそれは自分の報告にも活かされる。

そんな事ばかり上手くなってどうする。反省。

ほな、さいなら。