〈その1215〉タイの米収量
こんばんは、ジョージアおさるです。
タイのお米の収量がかなり悪く政府が品種改良など
に力を入れていくと言うニュースがありました。
タイって世界第2位の米の輸出国なので
そんな事になってるなど露知らず。
そのニュースによるとタイの1ライ辺りの米の収量
は450kgだそうです(※1ライ=1600m2)
これだけでは、何も分かりませんね。
分かりやすくするため数字を丸めて
収量比較すると(内は総生産量)。
米国=1400kg(0.06億トン)
中国=1100kg(1.5億トン)
ベトナム=900kg(0.3億トン)
日本=800kg(0.08億トン)
インド=600kg(1.2億トン)
タイ=450kg(0.2億トン)
平均=700kg
生産量も単位面積当たり収量も相当見劣りします。
あれ、タイの農業ってこんなにレベル低いの?
米国の収量は凄いですね。流石、農業も大国です。
日本は品質優先ですかね。
生産量は中印で世界全体の50%を占める。
タイは世界第6位で世界全体の3%の生産量。
でも、この生産量、ベトナムに抜かれていて
輸出量もベトナムに肉薄されている。
うーん、お米の国だと思ってたのに。
どんどん意気消沈していく。
更に、収量増加に力を入れると言いながら
24年までにベトナムの2/3レベルの600kgを目指す
とか、これまた低い目標。
何が違うのでしょうかね?
中印米はともかく、アセアン諸国にも負けてる。
お隣の国で大きく品種が違うなんて事もないだろう
に収量増やすインセンティブが働かないのかな?
で、日本のように政府買取があるかと思ったら
遠い昔に終了してる。でも、機械化はどこよりも
進んでいると聞く。ほんと不思議だ。
更に、未だに農家の娘さんはお金を稼ぐために
都会に出稼ぎに送り出されたりしてるなんて
事も聞く。これが、バンコクの夜の街が華やかな
理由の一つですね。これだけ収量悪ければ
そりゃ、出稼ぎも必要。ほんと、これで
収量をあげようと言う努力がなされてこなかった
のは不思議だ。不思議なので、これからもこの
お米ネタにはアンテナを張っておこう。
不思議だなと思っただけ。
何の結論も考察もなし。いつもの事ですが。
でも、興味も無くすと前にも進めない。
興味持った事はいい事と慰めておこう。
でも、やっぱり中途半端は情けない。反省。
ほな、さいなら。