〈その961〉目標だけ、やることだけ

こんばんは、ジョージアおさるです。

引き続き週末に参加してきた会議のお話し。

この会議の目的は会社の各部門から今年の

活動結果と来年の活動方針を発表する事。

おさるは事前におさるが管轄する各部門の

部長から方針報告を受けているのですが

改めて全体会議での報告もしっかり聴講。

当然、関連部門についても室内が寒すぎて

寝る間もなかったので拝聴させて頂きました。

部長や課長クラスが発表するのですが

発表者なのか部門の特徴なのか発表内容に

大きな相違がありました。

殆どの部門は今期の結果発表！！だけ。

そして、来期も目標だけや目標はともかく

これやります、あれやりますだけでした。

今期の目標に対する結果とその差についての

分析がない。来期の会社方針から展開される

来期の自部門の目標もはっきりしない。

目標があっても今期の分析を元にどう達成

していくかとの予定の手段の報告もない。

こんな目標立ててますかこんな事やろうと

思っています、頑張りますが大半。

限られた時間で話することを手短にまとめた

からと思いたですが、タイ人の特徴なのか

それまでこういう事を許してきたからそんな

会社になってしまったのか？

将来が危ぶまれるそんな気になりました。

そんな中で日本人も3名発表したのですが

おさるの部下もしくは報告義務のある2名は

さすがに分析、課題設定、課題解決方法まで

限られた時間でコンパクトに纏めていました。

過去を振り返りたがらない新しいことを始め

たがる傾向がある（とおさるは思っている）

タイ人と日本人の違いでしょうか。

タイの会社としては不安ですが、歯止めとなる

日本人が踏ん張ったのには少し安堵しました。

ただ、一人だけバブル入社の日本人部長の

発表は相変わらずの具体策なしの美辞麗句。

徹底します、フォローします。

今年それを何回聞いた？徹底するの定義は？

フォローするとは具体的に何するの？

こういう世代の人が早期退社に追い込まれる

のは自然の摂理ですね。

それなら、目標だけは明確に、やることだけは

明確なタイ人幹部の方が潔くて分かりやすい。

でも、このままでは会社が方針通りの

目標達成や成長が危ぶまれるので

来期もおさるの叱責場面は数多く

見られる事になるでしょう。

パワハラにならないように。

そのつもりが無くても相手がどう思うかって

思いやりは必要だけど甘えさせてるだけ

じゃない？いや、そんな考えがパワハラを

生むのですよね。気を付けないと。反省。

ほな、さいなら。